2/20
前へ
/37ページ
次へ
「局長!昨日はどうでしたか?」 「あ、あぁ、現れなかった」 結局あまり寝られず、またクマを濃くしてしまった。 「顔色が……、やはり俺が」 「いや、いい」 「ですが……」 「もう少し様子を見る」 「それなら俺、万が一のためにお祓いができる奴を探しておきます!」 だから、祓われるのは困るんだが……。 この際、言ってしまおうか?せめて夢枕に立つのが新選組の奴かもしれねぇって。しかしどう言おうか考えているうちに島田は行ってしまった。 「あ……、くそ、どうすっかな」
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加