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失うものが多すぎたこの一年は、土方を疲弊させ、生きる希望などはもはや無くなっていた。 自身の生に執着などはないが、ここまで付いてきてくれた新選組隊士がいる限り、見捨てるわけにはいかない。 そして、せめて己ができる精一杯まで戦って、地下の近藤に会いたい。 いや、そうでなければ会わせる顔がない。 しかし本当のところは、近藤と会うのが怖かったのだ。 もし、流山で俺が止められていれば、斬首という結末は回避できたかもしれない。 俺のせいで近藤さんは--
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