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大将を失い副将の自分が一人生きていく人生は、耐えがたい苦痛をもたらす。 近藤さんを押し上げるために個を殺して隊に尽くしてきたというのに、その大将を守れずに何が鬼の副長だ。 近藤さんは、晴れやかな最期だったと聞いたが-- ここでもう少し見届けて、それから近藤さんに頭を下げに逝こう。 そう思っている、でも。 試衛館からの仲間もどんどん失くしてしまった。 昔は目的のために前を向いていられたが、今は積極的な目的もない。 罪悪感に押し潰されそうだ。希望もなく後ろを向いて生きるのはもう辛かった。 早く同じ土に還りたい。
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