マンガみたいな話

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マンガみたいな話

誰か助けて! そう願っても誰も助けてはくれないだろう。 あれは、数時間前のことだ。 仕事帰りの途中で、急に便意がしたくなった。 家までは十分。 どうしても我慢出来なかった俺は、目の前にあるコンビニに行ってトイレを借りた。 漏らすことはなく、正に天国だった…が。 ※※※ 現在。 俺は、トイレットペーパーの芯をクルクルさせた。 「やっぱ、何度見ても紙はねぇよな…。」 かれこれ1時間。 俺は便座にずっと座っている。 マンガみたいな話があるわけない。 そう思っていたのに、俺がなるとはな…。                  ―END―
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