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しばらく彼女を眺めていると
直「おっ?なになに優太、篠原さん狙ってんの?」
優「えっ?誰それ?」
すると直輝は目を驚くように大きく開いた。
直「篠原 葵(しのはら あおい)だよ!篠原 葵!知らないのか!?」
優「知らない。」
直「学校じゃかなり有名だぞ。」
優「そーなのかー(笑)」
直「・・・」
うわーこいつ、ちょっとボケてみたら「こいつどうした?」って顔された・・・優太凄いショック☆
直「はぁ・・・本当に知らないのか?」
優「いや、知らない」
すると直輝はまたため息をつき
直「・・・マジかよ・・・成績優秀、スポーツ万能、外見も性格もいい・・・こんな女子がこの世にいると思ってるか!?もうファンクラブだってあるのに・・・」
マジかスゲーな・・・でもそれってお前も同類じゃね?出来杉君だけじゃなく出来杉ちゃんまで登場してきたか・・・ていうか、初日からファンクラブがあるってどういうこと?この学校にストーカーでもいんの?なにそれコワーイ☆
優「ふーん・・・」
そう言いながら篠原 葵をもう1度見てみた。彼女は友達とお喋りしながら笑っている。・・・確かに可愛いな・・・そう考えていると彼女がこっちを見てきた。・・・視線に気付かれたのだろうか?そして・・・お互いの目が合った・・・だが・・・
葵「・・・」サッ
優「・・・」
逸らされたー!!目ー逸らされたー!!てか目逸らすの早っ!?目が合ってから1秒もたってねーよ!?
まあー確かに逸らされるのもわかるんだけどさ・・・
だって俺は・・・
外見→普通
学力→上の下
運動→普通
お分かりいただけただろうか・・・そう何を言おうと俺は普通の男子高校なのだ!!( ・´ー・`)ドヤァ
だから、あんな学校のアイドルにとって俺は眼中にないのに決まっている。
先「そろそろ入学式が始まるから移動しまーす」
その後、入学式で校長先生、生徒会のありがたーーーいお話(長話)を聞いたりして入学式は終わった。
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