『恋人ごっこ』

運命の出会い(？)

「あﾞー本ッ当ムカつくあのハゲッ！！」

騒音と子供の笑い声が交じり合うゲーセンの一角で、そんな女の声が響いた。

・・・さらに言っちゃえば俺の真横・・・。笑

いきなりそんな声がするもんだから『ふっ』と、そっち見てしまう。

…………・・・バッチリ目が合ってしまった。。

『…何ょｫ。あんたもあたしに文句があるわけェ？』

『ぃッ、いや、、別に俺は「あ、ちょっと聞いてょｫ、うちのハゲ課長がさｧ････」』

相手はかなりキレてるようで、目ゎ座っちゃってるし、回りを気にせず、馬鹿みたぃに大声で喋る。
おまけに、人の話なんか全く聞く気がないらしい。笑

その大声のせいか、回りには大夫ギャラリーが出来てしまっていた。

そんな状態で居ても立ってもいられなくなった俺は、相手の腕を引っ掴んで直ぐ様外に出た。