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島内や王都などには”引きこもり姫”と呼ばれている
引きこもり過ぎて、城内で働く人達もあまり姿を見た事が少ない。
千歳「華禄にも頼めたらいいんだがな…」
桔梗「風にも、無理だよね」
フウカ シノノメ ヴァーミリオン
桔梗達三つ子の二つ下の17才次女。黒髪をポニーテールにして、黒眼で身長164㎝。戦闘に不向き。
千歳「手詰まり?」
桔梗「残念ながら」
優翔「つっ君達は、まだ若いしね~」
三日月「そもそも他国の事は、他国で解決して欲しい」
千歳「ごもっともな意見だが、今魔物相手にしてられない事が、起こっているんだとよ。」
三日月「……何が起こってるの?」
千歳「俺達の力を欲しがる奴等が現れたり、未開の地を切り開き、国を作っている馬鹿がいるんだとよ。後どっかの国が勇者召喚の儀式をやったらしい。」
桔梗&三日月&優翔「…………」
椅子から、起ち上り弟達の元に歩いて行く。 執務室には、俺の足音が響き弟達は何も言わず俺を見つめている。
千歳「俺達は、託された。ここに住む島民の命を、自分達の命を!俺達の進む道を拒む奴等が居るとしたら、蹴散らすまで!!」
弟達の横を通り過ぎた所で、立ち止まる。
「俺達を敵にした事を後悔させろ
そして
嘲笑ってやれ」
俺達の方を振り向き、怪しいく嗤う。
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