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エル「…凄い」
意思の無い者はもう既に、身動きすら出来ない程に鎖とクナイで床に張り付けられた。
讓生「さすが、しー!」
蓮綺「よっ!日本一!」
睦貴「相変わらず、容赦無いね しー」
漆輝「煩い。クーニャ先生、封印してください」
クーニャ「任された!」
意思の無い者に 封印魔法陣を、展開するクーニャ先生
アラン「良いか!お前等 禁忌召喚すると、こうなるからな!意思の無い者以上の物が、召喚される事もあるんだぞ!」
アラン先生の説教が始まり、クラスメイトも先ほどの出来事で 禁忌召喚はしないだろう。
エル「一件落着かな?」
蓮綺「お腹すいたぁ~」
グレン「…漆輝への、労いの言葉はないのか?」
ゆず「良くやった!褒めてつかわすぞ~」
睦貴「上から目線…」
フフツの元に歩いて行く、漆輝
漆輝「フフツ 何で、禁忌召喚したんだ?」
フフツ「君に…は、解らない…!! 貴族…達には……、僕…の、気持ち…何て…気持ちなん…て!!」
漆輝「フフツ…」
フフツ「そんな…眼で、…僕…を見る…な!」
パン!
競技場に、音が響く。
音が聞こえた場所には、魔法銃を持ち返り血を浴びている、フフツ。
フフツの前に 倒れているのは、誰だっけ…… 頭に霧が掛かったみたいに、状況がのみこめない。
嘘だ。だって、さっきまで隣で、くだらない話を一緒に聞いていて、笑ってたのに……
アラン&クーニャ
「「シッキ シノノメ!?」」
エルヴィス&グレン
「「漆輝!!」」
讓生「しー兄!!」
睦貴&蓮綺「「漆輝兄!!」」
胸元から、血を流し倒れているのは
漆輝。
競技場に、絶叫が木霊する。
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