51人が本棚に入れています
本棚に追加
三日月サイド
漆輝達のクラスは 1-A組
教師二人は22才の男女…で合ってるはず。
教室のドアを開けて、クラスメイト達に挨拶を交わしながら、自分達の席に座る 四つ子達。
俺を見て目線を逸らす生徒もいるが、殆どの生徒は俺にも挨拶をして来る。
エル「しー!おはよう!大丈夫?」
白金色の髪の少年と黒髪の少年が、漆輝達の元に駆け寄って来た。
漆輝「大丈夫だよ。何ともないし、心配かけたな」
グレン「本当だな?辛ければ遠慮なく言えよ?」
漆輝「ああ、その時は頼むよ」
……他人との距離を取りたがる漆輝が、距離を無くしているなんて今迄に無かったな… 距離を取りたがるけど、相手の命が関わると自分から、歩み寄る。 矛盾している性格。其れが、漆輝だった。
三日月「…其処心配しなくても大丈夫だったみたいだね、兄貴…」
エル「あのー誰?」
多分クラス中が思っているで有ろう疑問を聴いてきた、白金色の少年。
三日月「俺は…クーニャ「おはよう!みんな!」
教室に勢いよく入って来たのは、
三日月「…幼女…!?」
クーニャ「誰がー!幼女ダァァー!!
って、誰だぁーー!お前ーー!」
エル「聞こうとしたら、クーニャちゃんが来たんだよ~?」
グレン「本当に空気読めないのか、クーニャ先生」
三日月「なぁ、まさか、あの人が教師?」
クラス中に問いかけてみる。
睦貴「担任のクーニャ先生」
讓生「後、アラン先生」
三日月「……まさか、アラン先生も…」
アラン「ンな訳有って堪るか」
そう言いながら、入って来たのは成人男性。
三日月「良かった…。でも本当に二人は同い年ですか? ああ、クーニャ先生は成長が止まってしまったんですね?」
クーニャ「悪意を感じるぞ!!身長以外を馬鹿にされている感じがする!!」
アラン「良く分かったな、幼女」
クラスメイト達「流石~クーニャ先生」
クーニャ「まぁ、私はやれば出来る子だからな!」
照れながらも胸を張るクーニャ先生。…張れる程のものは無いが。
アラン「それじゃぁ、そいつの紹介するぞ」
クラスメイト達「はーい」
クーニャ「持ち上げられただけ!?」
1-A組の生徒達は、既にクーニャ先生の扱いが、雑だった。
最初のコメントを投稿しよう!