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優翔サイド
みかの気配が弱り出したから、来てみたら…
優翔「埋まってるなんて思わないから?普通は」
三日月「死ぬかと思った…… 本気で息出来なかった」
桔梗「大丈夫か?みか」
三日月「なんとか」
優翔「みかをここまで追い詰めたとか、上出来じゃん!!騎士団に引き抜きたいなー」
ニコニコしながら、みかと闘っていた漆輝達の同級生を見渡す。
俺達の出現を驚いている。何故か漆輝達も驚き、固まってる。
讓生「…梗兄 優兄!? なんで此処に!!」
優翔「なんでって、サプライズ?」
冗談を言いながら、地面に着地する。
漆輝「要らないサプライズだよ!!」
優翔「全否定!?お兄ちゃん傷付くよ、しー!!」
蓮綺「わざとらしいよー 優ちゃんーー」
優翔「聞いたぁー!?みかと梗ー!しーとはーちゃんが俺の事をディスるーー!!」
桔梗「何時もの事だろう。楽しんでるくせに、煩い」
優翔「梗も酷い!!」
エル「誰……?」
優翔「ああ~そうか、この姿は初めてだったけ?」
白金髪の男子が話し掛けて来た。
優翔「俺は、ユウショウ シノノメ ヴァーミリオン
ヴァーミリ島騎士団団長を勤めている、三つ子の末っ子だよ!」
金髪に橙色が混ざった様な色の髪に角を生やし、黒いマントを羽織っている。
桔梗「俺は、キキョウ シノノメ ヴァーミリオン
ヴァーミリ島王の右腕。三つ子の一番目だ」
一方桔梗は、藍色に紅色が混ざった様な色の髪に、黒い角を生やしている。
優翔「なんで梗って、鬼神化すると性格変わるんだろうね?それに服装も大胆になるしー」
桔梗「知らん」
レイ「…嘘だろう!?三日月さんと三つ子なら、俺達とは三つ違いだろ?それで、あの身長、あの身体つき!!俺もなれるか?なぁ!!」
身長の低い少年が眼を輝かせ聞いて来る。
桔梗「諦めろ、チビ」
真顔で少年の夢をぶち壊す桔梗。
アクア「レイ様は今のお姿が、一番お似合いですよ」
優翔「君、身長位伸びるよ」
なんかフォローしてしまった、力無く項垂れる姿が、可哀想なんだもん。
ギルデ「まさか戦いに来たの?」
桔梗「そのつもりで来たんだが…」
桔梗にならって後ろを振り向く。
其処には、白髪で毛先が紅色の髪をした者が居た。
「喧嘩駄目」
桔梗「分かってるって」
グレン「彼奴も鬼…?」
優翔「ああー 鬼は鬼だけど…」
四つ子「「「「 若!!! 」」」」
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