エピローグ

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ブスー 桔梗「兄貴何怒ってんのさ」 悪びれも無く 目の前に立つ弟は、そう切り出した。 千歳「お前自分が何をしたか、分かってんの?」 桔梗「島民の面前での嘘の事?」 そう先ほどの結婚宣言は 嘘。 桔梗「そうでもしないと兄貴エントラスに来ないでしょう?」 正論過ぎて言い返せない。 桔梗「せっかくの建国日なんだから、王である兄貴の姿を見たいと思う島民の思いを叶えただけ」 千歳「俺が居なくても、笑って流してくれるって」 桔梗「だよねー簡単に想像出来るのが怖いな」 此処で、空気だったリュークが口を挟む リュー「お客様が来て居られるんですが?」 今俺たちが居るのは、執務室 。 俺 桔梗 リューク、そして 王都 レギンス国の王 リュー「あんた達は、馬鹿なんですか?他国の王族が来てんのに、くだらねー兄弟喧嘩してんだよ!?あぁ?然も、王都レギンス国の王だぞ?馬鹿じゃねーのか?」 千歳「リューク落ち着こうな」 リュークは怒ると性格&口調がヤンキーさん寄りになってしまうんだよな.怖くないが 桔梗「リュークさん、はーちゃん特製タルトだよーー」 気が効く弟である。 桔梗「シリウス様のもありますよ」 王都 レギンス国王 シリウス オーガス レギンスティア 赤髪に紅眼で184㎝の身長で27才の仲の良い生粋の王族様 シリウス「大丈夫だよ、俺には兄弟が居ないからくだらない兄弟喧嘩、観ていて楽しいよ」 流石、生粋の王族様(笑) シリウス「チトセ 今馬鹿にした?」 千歳「ん?相変わらず、感が鋭いな」 シリウス「君の性格のおかげでね」 爽やかなイケメンだが、毒舌家なんだわ こいつ 親しい人間には毒をはく。初めて逢った日に 『君から 同類の匂いが漂っているんだけど、仲良くしてくれないかな?ドS君』って言われた。うん いい思い出
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