オカルト交響曲第16番ホ短調~黒い雨

57/72
前へ
/178ページ
次へ
11 けんいちろうは、8月28日までの間に小学5~6年生の女の子と女子中学生と女子高生の下着やスクール水着など合計2000点を大量に盗んだ後に、ブローカーの男に売り飛ばすことを決めましたので、8月29日に大きめのリュクサックを背負って家出をしたのでありました。 大きめのリュクサックには、8月28日までの間に大量に盗んだ女の子の下着が詰まっていましたが、キンリンの住民のみなさまは『リュックの中に何が入っているのかは分からないので…』と言うことで、一切関知していなかったようでありました。 けんいちろうは、家に居ればかつのり夫婦からのムチャぶりやりほこのオセッカイを受けることが苦痛になっていましたので、たえることができなくなっていましたので、家に居場所がなくなっていたのでありました。 けんいちろうは、大きめのリュクサックを背負いまして、唐子浜のバス停まで歩いて行きました。 家の近くの最寄りのバス停は喜田村と拝志でありましたが、どちらも目立つ場所でありましたのでそこからバスに乗ることはできませんでした。 喜田村のバス停の近くには、病院と老健施設がありますが、バス停の向かいにあります病院にかすみの知人の看護婦さんが勤務をしているので目についてしまうので喜田村のバス停からはバスに乗ることができないのでありました。 拝志のバス停の付近には、近くにセブンイレブン(コンビニ)がありますが、そこも目立ちすぎる上にかすみがパートで勤務しているセブンスターが近いそのまた上に、近くにグループホームがあるのでなお具合が悪いその上に、りほこの知人の女性がセブンイレブンでバイトをしている上に、おしゃべりでありましたので、なお具合が悪いと言うことでありました。 済生会病院前のバス停も目立つ上に、衣干神社のバス停も具合が悪いようでありました。 衣干神社のバス停については、近くにコスモス(ドラッグストアー)がありましたので具合が悪いようでありました。 コスモスには、りほこの知人の女性がパート勤務をしていることに加えて、敷地内にありますauショップの店長がかつのりの知人の息子さんでありましたので、具合が悪いのでありました。 そうなれば、頓田川の橋を越えて違うバス停からバスに乗るしか他にはありませんでしたので、唐子浜のバス停から乗ることにしたと言うことでありました。
/178ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加