オカルト交響曲第16番ホ短調~黒い雨

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12 それから1ヶ月の間のことでありましたが、けんいちろうはほとぼりがさめるまでの間高松市内にありますラブホに滞在をした後に、再び今治へ戻って来ましたが、市役所へ復職をすることは頭にはなかったのでありました。 けんいちろうは、今治へ戻った後に市役所へ行きまして、直属の上司に辞表を叩きつけた後に、何も言わずに職場を去って行きましたので、上司の男性は思いきり困っていたのでありました。 けんいちろうの気持ちは、市役所に辞表を叩きつけた後に職場を去ったことで『市役所の仕事をやめても、オレには実力があるのだ!!失業なんか怖くないわ!!』と言う気持ちになっていましたので、この時かつのりとかすみの恩はきれいに忘れていたようでありました。 けんいちろうは、この時に備えて履歴書を作っていましたので、あとはハローワークへ行って求職の申し込みをしようと意気込んでいましたので、そのままハローワークへ向かったのでありました。 ハローワークに着いた後に、けんいちろうは自分ができそうな職種を選んで求人の申し込みをしに受け付けへ行きましたが、この時に職員からめんどうなことを聞かれてしまったので、けんいちろうは戸惑ってしまったようでありました。
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