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「カネぇ…何でカネがいるのよ!?」
「なあ、頼む…この通りだよ…少しでもいいからほしいのだよぉ…」
「あんた…あんたまた不馴れな事業に手を出して失敗をしてしまったのでしょ…不馴れな事業に手を出して失敗をしてしまったので、焦げ付いてしまった資金を取り返したいので、やくざの家へ行ってバクチをしていた…あつし(源氏名)…あつし!!」
「何で怒っているのだよぉ…オレに落ち度があると言うのかよぉ…」
「ええその通りよ!!落ち度があるから思いきり怒っているのよ!!」
「何で…どこに落ち度があるのか言うてよぉ…」
「言わなくてもわかるわよ!!その前に…あつしに聞きたいことがあるから…あつし…あつし!!」
「なんだよぉ…」
「あつし!!あんたね!!眠そうな声で言わんといてくれるかしら!!」
「かんべんしてよぉ…」
「あつし!!人の話を聞きなさい!!あつし!!あんた…おカネがいると言っていたけれど…どうして不馴れな事業に手を出してしまったのかと言うことがゼンゼン分かっていないみたいねぇ…事業を始める事業を始める…事業事業事業事業事業事業…あんたは一体何の事業をしていたと言うのかしら!?」
「何の事業って…車…車だよぉ…」
「クルクルパー?」
「クルクルパーじゃなくて、車だよ!!」
「要は、車の事業がうまく行かなかったので失敗をしてしまったのでしょ…」
「だから…失敗してねーよぉ…」
「ウソおっしゃい!!」
「ウソじゃないよぉ…」
「はがいたらしいわね!!あんたみたいなヤル気のない表情で成功なんかできるわけないでしょ!!」
「ウソじゃないよぉ…本当に成功をしたのだよぉ…」
「だったら、何でおカネがいると言っているのかしら!?」
「だから、事業を維持して行くためにはおカネが必要なんだよぉ…」
「そんな見え透いたウソを言ってもダメよ!!」
「ウソじゃないよぉ…」
「それじゃあ!!何でおカネがいると言うのかをはっきりと言いなさいよ!!」
「だから…事業を維持して行くためにはおカネが必要なんだよぉ…」
「本当かしら…」
「本当なんだよぉ…信じてくれよぉ…」
「あつし…ウソを言うのもたいがいにしなさいよ!!あんたのぼろ頭でどうやって事業を維持して行くのかしら…」
みわこをレイプした男は、けんいちろうの母親から冷めた声で言われてしまったので、男はしくしく泣きながらけんいちろうの母親にこう言ったのでありました。
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