オカルト交響曲第16番ホ短調~黒い雨

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「けんいちろうがストーカーをしていたって本当のことなのか!?」 「さっき小泉にある交番のおまわりさんから電話が入ったのよ…けんいちろう…」 「サイアクだ…けんいちろうのストーカーが原因で…今日、会社からクビを言い渡された!!」 「会社から…クビ…」 「そうだ!!けんいちろうがストーカーをしていたことが原因でオレは会社をクビになった!!けんいちろうのストーカーだけじゃなく、妹がホストの男を殺した事件も関わっていたので…オレは明日から…イヤ、来週からデスクを整理しろと言われた!!退職金は1円も出ない…どうするのだこの先!!」 「あなた!!」 「りほこはどうしたのだ!!」 「りほこさん…今日の昼から出掛けたまま帰っていないので、困っているのよ…」 「りほこは家出をしたのか!!こうなることは分かっていた!!りほこは、けんいちろうよりもショッケンにいた時に好きだったカレのもとへ行ったのだよ!!家にいれるな!!」 「あなた!!」 「かすみ!!週明けには、妹の生命保険の死亡保険金を受け取りに行くから…妹は昨日交通事故で亡くなった…けんいちろうはこの家の戸籍を抜き取ることにした!!」 「あなた!!」 「やかましい!!大角の家のコシュはおれなんだ!!文句があるのか!!」 (ガラガラガラパシーン!!) この時でありましたが、するどい目付きをしていましたみわこが居間に入ってきたのでありました。 みわこは、黄色のTシャツと白のデニムのショートパンツ姿でありました。 みわこは、するどい目付きでかつのりを見つめた後に過激な行動に出てしまったのでありました。 「みわこ…」 「みわこ…どうしたの?」 この時でありましたが、みわこはショートパンツとショーツを脱いだ後に、両親の前で突然座り込んだのでありました。 「みわこ…おい、みわこ…」 「みわこ…どうしたの…ヒィィィィィ!!」
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