第二楽章ヘ短調~黒い乳房

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(キー!!ブブブ!!ドスーン!!ドスーン!!ブブブ!!ドスーン!!ガシャーン!!) 400メートル先の交差点では、追突された中型バイクが飛び出してきた4トンのユニックがはねてしまった後に急停車をしてしまったのでありました。 この後、急停車をしていたユニックに大型のトレーラーが追突をした衝撃で、牽引しているガソリンが入っているタンクが大きく破損してしまった後に、大量にガソリンが道路に流れ出た後に、後続の特大ダンプが追突しまして大規模な爆発が発生したのでありました。 (キー!!ドスーン!!ドカーン!!ゴゴゴゴゴ!!) その後も、反対側から猛スピードでミニバンが走ってきまして、ミニバンが横転事故を起こしてしまったその上に、観光バスが追突しましたので、大惨事を引き起こしてしまったのでありました。 なおみは、車を止めて400メートル先の交差点を見てみたのでありました。 すると、交差点は大規模な追突事故で灼熱と恐ろしい悲鳴が交錯していましたので、地獄絵と化してしまったのでありました。 「ママ…ママ…」 「ああ…どうしよう…どうしよう…」 (キキキキ!!グオーン!!グオーン!!) なおみは、怖くなってしまったので現場から猛スピード走り去りましたが、事故発生から20分後に車がエンコしてしまったのでありました。 場所は、屯田西公園の敷地にて… (キュルルルルル!!キュルルルルル!!キュルルルルル!!キュルルルルル!!) よしえは、頭がサクラン状態におちいっていましたので早くエンジンがかかってほしいと願っていましたが、エンジンがかからないのでなおイライラとしていたのでありました。 「ママ!!ママ!!」 「お願い!!かかって!!かかって!!」 母と娘が大パニックにおちいってしまった時に、車の外で固い棒のような物で車を叩きつける音が聞こえたのでありました。 (ドスン!!ドスン!!ドスン!!ドカ!!ドカ!!ガシャーン!!) この時でありましたが、暴走族の男たち30人が集団でふたりが乗っている軽自動車を壊していたのでありました。 ふたりは、壊された軽自動車の中から暴走族の男たちに引っ張り出された後に、別々の場所へ連れて行かれてしまったのでありました。
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