第二楽章ヘ短調~黒い乳房

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「義父さま!!何なのですか一体!!やかましいオドレダマレと言われた義父さまが全部悪いのでしょ!!どんなにあやまってもダメです!!」 「(みつなりの妻)さん!!何なのですか一体!!長男の嫁の分際で何なのですかその口の聞き方は!!」 「義母さま!!長男の分際でと言いましたわね!!どういうわけなのですか!!うちはね!!今戦闘状態におちいっているのよ!!(17歳の長女)はトーダイ一本に絞って必死になって受験勉強をしているので今はものすごく気持ちがイライラしているのよ!!(17歳の長女)から勉強部屋を奪う気なのかしら!!」 「勉強部屋を奪う何て言っていないわよぉ!!」 「やかましい!!出てゆけ!!」 「みつなり…出てゆけってどういうわけなのよぉ…」 「私たち家族をグロウしたのだから出てゆけ!!オラオヤジ!!出てゆけ!!酒とばくちに狂ってしまったぼろオヤジは出てゆけ!!」 みつなりは、思いきりキレてしまったので父親をけとばすだけけとばした後に、強烈な力で家から追い出したのでありました。 みつひこの母親とみつとしとゆいなとよしえとなおこは、みつなりの妻から『(17歳の長女)と(12歳の長男)の勉強部屋を奪うのだったらでてゆきなさい!!』と強烈な声で怒鳴り付けられた後に、物を投げつけられてしまったのでありました。 みつひこの両親とみつとしとゆいなとよしえとなおこは、助けを求める形で鎌倉ヘ行くことにしたのでありました。 場所は、鎌倉市笹目町にありますみつひこの姉・ゆいこ(49歳)が暮らしている豪邸にて… 豪邸には、ゆいこの一人息子(31歳)と再婚夫(66歳・パチンコ店経営者)が暮らしていました。 豪邸には、千万単位の人数が入ることが出来ますので、家が見つかるまでの間居させてほしいとゆいこにお願いをしていましたが、そこで大ゲンカになってしまったのでありました。
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