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「ツバサ?もしかして…俺が人間じゃないから…友達にな「ゼロ!」」
「な、なんだよ。」
「僕とゼロは、もう友達だよ。そうでしょ?僕の初めての友達だ。」
「ああ。そうだな。ありがとう。ツバサ。」
「うん。それで、ゼロ。その審判て、いつ下るの?」
「もう少し…正確には23日後。」
「そうなんだ。
…僕、ここに閉じ込められて1ヶ月経つんだね。」
「そうだな。ツバサが来てから1ヶ月。」
「ゼロ、23日後、ゼロはどうなるの?」
「うん。どんな審判が下っても、俺はここを出る事になると思う…。」
また…ひとり…か。
「ツバサ。そんな顔をするな。俺とお前は友達だろ?ツバサが呼べば、俺は必ず、お前のところに行く。」
「うん。そうだね。僕は、ひとりじゃないんだ。」
「ああ。」
「ゼロ…。不安じゃない?」
「不安だよ。だけど、どんな事でも受け入れると決めてるんだ。だから大丈夫だよ。」
「ゼロは強いね。凄いよ。」
「ぶはっ。凄くなんてねぇ~って。」
まだ、姿を見ていないけど、照れ臭そうに言うゼロが、照れてると分かると可笑しかった。
それから、審判の日まで、変わらずゼロと話をして過ごした。
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