第1章

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その音を、目の前の、人を弄ぶのが大好物のイカれた人間が聞き逃す筈も、それをからかわずに居る訳もなく、 「ぷっ……食事のできる場所にいこうか?」 さも可笑しそうに尋ねられた。 「うっせー、こちとら昼飯を先延ばしにしてお前に付き合ってやってんだよ!」 あのタイミングで依頼を持ち込んだこいつが悪いのだ。だというのに
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