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「1、2の・・3!!」
いつの間にか2人になってた助産師さんに担がれて
ベッドから分娩台に移動したら
そこには
先生の顔があった。
「どう?すごく痛い?」
「はい!すっごく痛いです」
「よし、じゃあ次痛みがきたらいきんでいいわよ!」
「先生 私 いきみ方がよくわからない。
どうやっていきめばいいの?」
「あら、いつもウンチどうやって出してるの?いつも通りにいきめばいいのよ。先生が受け取ってあげるから。」
そう言ってる間に
陣痛とは違う痛みがあった。
チクッと。
その後
チョキンと言う音がした。
どうやら、局所麻酔と会陰切開されたのだろうけれど
陣痛が痛すぎて そんなのこれっぽっちも痛くなかった。
「わからなくてもいいからやりなさい。先生がここにいるから!大丈夫だから!」
わからなくてもいいからやりなさい
そんな日本語この世にあるんだ・・・と思いながらも
やるしかない!
何回か波がきたのに
いきみが足りなくて
波を逃してしまった。
どんどん赤ちゃんに負担がかかってるのか
赤ちゃんの酸素の数値から
警報音のようなものがなった。
「ほら、赤ちゃんがしんどいよって言ってるよ!お母さん!頑張って!!
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