あとがき

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そんな彼が雨谷と出会い、自分の置かれている状況に疑問を感じはじめて…という流れなのですが、きちんと表現出来たのでしょうか…。 大好きだった雨が成長するにつれて嫌いになって、ビー玉越しの世界も淀んで見えるようになってしまったけれど、擬人化した雨(雨谷)を通して再び雨が綺麗になって戻ってくる。最後の「綺麗だ」という台詞を言わせたくて、ここまで頑張って書くことができました。 樹と翔の双子設定は「正反対双子が書きたい」という単純な欲望から生まれたものです。一見相容れない存在の2人に思えますが、心の深い部分でちゃんと繋がっていて、お互いがお互いを支え合って生きていくと思います。 私は普段BL小説を殆ど読まないので(漫画は読みます)R18シーンをどうやって書いたらいいのか本当に悩みましたが、ちゃんとエロになっているのでしょうか…。 同じシーンを違う目線から書くというのは難しかったですが、何とか形になって良かったです。 大学生のうちにもう一回くらい大学生が登場する話を書きたいな、と考えていますが高校生の話も書きたいな、なんて…。 つらつらと番外編を書きつつ、新しい小説の内容を考えていきたいです。 お付き合い下さり、ありがとうございました。
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