第1章

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 意識を取り戻した。  あまりにも違う周りの様子に  固唾を呑み込む 「何?怖い・・・」 『急いでこの場を離れなくちゃ』 逃げ惑う人々を避け 人が1人入れる隙間に 身を屈め、小さく震えていた。 「やっと、見つけられました」 「み~つけた」  背の高い、青白い顔をした男と  十歳位の子供だった 「何ですか?」 「まっ時間ないし、やりますか」 「えっ!」    体を押さえつけられて  身動きが出来ない  首もとにチクリとした痛みが走り  朦朧としているが意識はある  動こうにもピリピリと痺れ動けない  何分たったのか  意識も薄れてきた  暗闇に引きずり込まれ  意識をなくした        
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