0人が本棚に入れています
本棚に追加
うっ ・・・
何故?
どうしてこうなった?
あっ
そうだ!買い物の途中で
近道をしようと、裏路地に入って
何かを叩きつける音を聞いて・・・
ガッバキッ、ドン
そして罵声
「お前、分かってるんだろう?
どう落とし前つける?
お前の命では、軽すぎる
あそこで、一生生き恥をさらせや」
「うっっ」
嗚咽まじりの呻き声
体が硬直し足が動かない
壁に体を寄せ静かになるのを待つ
「オイ!」
急に目の前に大きな男が立ちふさがり
今すぐにでも噛みつきそうな鋭い目つきで
俺を見下ろす
「はい!」
「誰だ、お前? こいつの知り合いか?」
驚きのあまり、声がでない
隣にいた男が
「頭~?どうします?
まぁ、見られちゃったんで
このままって訳にはいかないですがね~」
ズドン
お腹に衝撃がはしり、意識を刈り取られた。
最初のコメントを投稿しよう!