序章 成長報告

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GM「今で言うところの鷹匠と言う職業の人がいるでしょ? 鷹を操る人。」 ユーリー「ええ、いますね。」 GM「鷹匠の技がこの世界でも引き継がれていて、巨大鷹にもそれが通用すると言う状況なんです。」 ユーリー「へ~。」 GM「なので、集落なり街に巨大鷹を生きたまま連れていくには、先ず訓練を受けている巨大鷹であること。 つまり人を襲わないってことね。」 ユーリー「要は、リアル世界で言えば介護犬みたいな感じですね?」 GM「ちょっと違うけど、まぁそんなもんです。 それか、その訓練を受けさせるために連れて入ると言う、その2つしか方法はないのね?」 ユーリー「うん。」 GM「で、ミドリックには鷹匠はいないです。 この辺りだとダイナゴヤにしかいません。 ですので、そこに行くまでは……。」 ユーリー「訓練はできない……と。」 GM「訓練ができないと、今度巨大鷹に着けるための鞍……荷袋付のね。 それを作ることができないのね。 個体差があるので採寸が必要でオーダーメイドなので、人を襲うような巨大鷹に作ることはできません。 ある意味鞍付の巨大鷹は訓練済みという事になりますね。」
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