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マサヤ部長の逆鱗に触れる
ここは、とある公立高校の文芸部・部室。
部室と言っても、みなの私物が乱雑に置かれた
いわば「もう一つの部屋」のような存在。
カタカタカタ。ワープロに文字を書き込む
音が静かに聞こえる。誰かが持ち込んだ
ラジカセはあるが、誰も聞かない。
みな、集中しているからだ。
文芸部に集まる部員はなんらかの
作品を創りたく集まっている。
ある人は文芸雑誌を。ある人は同人誌へ。
またある人はケータイ小説投稿サイトに。
多種多様な人間ばかりだが、それがいい。
志は同じくしているので励みになる。
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