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無題
痛みから 苦しみから逃げたくて 今日も体を切り刻む
流れた血と涙は決して心の傷は埋めないけれど
他にぶつける物は無く
他にできる事も無く
ただ一人部屋で泣く
不様だな 惨めだな
もう一人の僕が嘲笑う
痛いだろ 辛いだろ
もう一人の僕が慰める
体の傷を数えても苦しみ深く沈みゆく
体の傷を増やしてもこぼれる涙は止められぬ
もう少し力を込めてしまえばずっと楽になれるかな
わずかな望みと思い出だけが僕の命を繋いでくれる
でも もう終わりなのかな?
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