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『お願い・・・!!!やめてよぉ・・・!!!』
そんな私の悲痛の声は奴らには聞こえないようで。
なんども。なんども蹴られ、殴られた。
なんで私なんだろう?なんで私が虐められるのだろう?
考えた。考えて、考えて、考えた。
でも。でも分からなかった。
そして考えることに疲れた私は
人間をやめようかと思った。
だけど、思った。
あんなクズみたいな奴らのせいで人間やめるだなんてバカみたいだって。
自分はバカじゃないしクズでもない。
だから。だから、再挑戦を望んだ。
次こそは、私が私でいれる居場所を見つける。
私は吸い込まれそうなほど美しい月にそう宣言した。
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