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雨の吐息
キミがあの日雨に隠した心は
ねぇ 今なら見せてもらえるの?
キミのその甘い吐息も
蕩けるような溜め息も
全部ちょうだい
キミ以外についての全てのことは
ボクには大した
意味なんてないんだ
キミが笑ってくれることに比べたら
ボクには何の
価値なんて無いんだ
雨雫が落ちる甘い音を聞いて
キミの口づけに酔いながら
深まる季節に溺れたい
きっと
雨は更に
甘い吐息を聞かせてくれるだろう
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