青藍の狂華

あとがき

【３　悲恋】

　好物というよりも、依代短編作品の王道です。

　短編で恋愛作品を書くと、大抵悲恋になります。

　悲恋が書きたくて書くというよりは、ネタが悲恋になるというか……

　花が散る瞬間に一番心惹かれるというのと、何か似たものがあるのかもしれません。

　とあるイベントに出した短編が３つとも全て悲恋物で、そこから他の作品を読みに来てくださった方は、『禿一派シリーズ』などギャグ物を見た瞬間、ギャップに驚くようです(笑)

【４　アクアマリン(藍玉)】

　青い物が好きというのもあります。

　サファイアよりもアクアマリンのあの透明感がある感じが好きですね。

　青い瞳とからめて『藍玉の瞳』とか描写することが多いです。

　アクアマリンをあしらったアクセサリー類もよく登場させています。

　『Baroque』シリーズでアクアエリア王家の至宝はアクアマリンをあしらった首飾りだし、『押しかけ執事』でアルマリエ女皇夫婦がお揃いで持っているブレスレット(アンクレット)にもアクアマリンがあしらわれています。

　３月の誕生石でもあるので(３月生まれです)、なじみが深いのかも。

　いつか本物が欲しい。