合流

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2人で3時間ずつ仮眠をとり、作戦会議を開いている。幸い、まだ発電所が生きているのか電気は通っているから電車の明かりがつく。これを見てクラスのみんなが気づいてくれるとありがたい。 だけど、正直生きてるかどうか信じられる自信がない。 夜が開けて見た街は火の手が上がり、車が大破していたりと悲惨な光景だった。そんな中で高校生のみんなが生きてるかと言われたら正直微妙だ。俺でさえ生きてるのが奇跡だと思うのに。 「今は信じて待とう。それしかない」 「うん」 ブブブブブ 「「!!」」 電話だ。俺だ 相手は……………………同じクラスの小田林駿太だ 「もしもし」 『おう、明無事か。よかった』 「駿太も無事か?」 『ああ。だけど親が死んじまった』 「そうか。今どこだ」 『学校だ。クラスの半分が避難してる。お前は?』 「俺は石浦車両基地…………じゃなくて、電車の車庫」 『明らしいな』 「ありがとう。で、その中の特急列車に委員長といる」 『委員長もいるのか!そりゃよかった。……なら邪魔しちゃ悪いかな(ボソッ)』 「最後の方聞き取れなかったけど、なんだ?」 『何でもない。こっちの話だ。じゃあとりあえずそっちに行くわ。そろそろあいつらが集まり過ぎてる』 「わかった。気をつけろよ」 『おう』 ピッ 「誰だった?」 「駿太。誰かわからないけど、クラスの半分は今学校だって」 「本当か」 「だけど、奴らが多過ぎてもう学校は捨てるみたいだ」 「そうか」 グゥゥゥゥゥゥ 「/////済まない」 「仕方ないよ。でも食料ないしな」 「駅前にコンビニがあったな。何が取りに行こう」 「相当お腹空いてるんだな」 「昨日は君と寝たせいで何も食べてないからな」 「そ、そうだな……。腹が減っては戦はできぬって言うし、行きますか」 「気を抜くなよ。お前がいないと私は…………(ボソッ)」 「どうした?」 「何でもない。行くぞ」
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