3378人が本棚に入れています
本棚に追加
/300ページ
危ない!
この人ってば、ほんとに危ない…
危うくまた動揺のドツボに送り込まれる所だった。
要は、クールな私なら真に受けないって解ってるから言える…
そう言う事ですよね?
だったら。
「光栄です。
じゃあ私も専務だから言います。
もうとっくに惚れてますよ?」
部下として上司に。
軽い発言に合わせて、そう仕返すと…
専務の、驚いて固まる姿が目に映る。
「え…
えっ!?
違いますよっ?部下としてって意味ですっ」
ドン引きの専務に焦りながら…
慣れない発言はするもんじゃないと、後悔した。
遅れながらも「それは残念!」って、専務が乗ってくれたから救われたけど。
最初のコメントを投稿しよう!