第1章
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もう一度ため息をつき、車の鍵を手にする。 すると、頑なだった彼女の瞳に、たちまち涙が溢れた。 「もう時間だから」 そう言うと、可愛い顔が歪んで声を上げて泣き出した。 「待ってぇ」 泣きながらすがりついてくる。 可愛い……。 いやいや、この部屋の惨状を見ろ! 可愛くても、このままと言うわけにはいかない。 「一緒に行くのか?」 そう聞くと、コクコクと首を縦に振る。 「それなら、何か言うことがあるだろ?」
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