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4月14日に起きた熊本・大分地震により、大切なご家族を失われた方々に謹んで御悔やみ申し上げます。
今もなお避難所で過酷な生活をされている方々に、一刻も早く元の生活に戻れることをお祈りしております。
私自身も熊本県に住んでます。
長閑で毎日がゆっくり過ぎていくような場所です。
今まで大きな地震もなく、阪神淡路大震災や東日本大震災をテレビで見て、避難道具を揃えないといけない!避難所までの道を覚えておかないといけない!と思いながらも、喉元を過ぎれば熱さをわすれるように、『熊本に地震は来ない』という伝説の上に胡座をかいておりました。
4月14日の夜のことでした。
ぼんやりと作るあてもない料理番組を見ているとき、ピーッ!ピーッ!という日頃聞き慣れない音でスマートフォンが鳴りだし、身体がぐらりと動いたと思った時に、ガタガタと家具が音を立て始め、タンスの上にある写真立てが落下していました。
緊急地震報道番組に切り替わったテレビは、地震の被害を次々と流していきました。
益城町、震度7。
人々が夜の地震に戸惑い、恐怖で命からがら逃げていました。
子供を抱き締める母親や、恐怖に怯える子供達、唖然とした顔のお年寄り達の姿は今でも目に残っています。
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