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俺はなんだか悔しくて、嫉妬して、悲しくて、ホントは「彼氏が大好き」という言葉に1発KOされそうになるけど、
でも、大好きなまーこを助けられるなら…
他の誰かじゃなくて、俺がまーこを助けることができるなら…
俺は彼女の為になんでもしてあげたい。
今まーこが不安に感じてるこの悲しみから全力で救ってやりたいってそう思う。
だから…
「まーこ、大丈夫だから…彼氏ときっと仲直りできるから!だから心配すんな!」
だから俺はまーこの恋を全力で応援しようと思う。
薄明かりのぼんやりとした事務所の中、俺はしばらくの間、まーこに胸を貸してやる。
そして、
俺は少しだけ顔を上げて、悔しさや嫉妬や悲しみの全てを一筋の涙に乗せて、自分の身体の外へとその感情を吐き出していった。
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