世界の情勢

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絶望の中、人々の希望は消えてなかった。 南大陸で追い払った貴族とギルドがあったからだ。上級貴族である『シザード、西条寺、ハディス家』の3つ。人々は、この貴族に権威と感謝を込め、三大貴族と名付けた。 今後の対策を練る為、全大陸で行われる国会に初めて三大貴族が参加し、ギルドの大切さを表明。 全大陸でギルド内のルールを統一。力がある者を隊長や副隊長に抜擢。隊長達に負担を軽減させる為に隊列を作成。飛躍的に組織として成長を遂げた。 全大陸でギルドが形成され、数年後再びガルディアに魔王軍が攻め入る。 これを『第二次魔界戦争』という。前回よりも魔物が増産していたが、ギルドの力により苦戦をせずに次々勝利を手にしていく。 一方、夢の国で、魔物と雰囲気が違った者が出現した。その魔物は人に近く、言語機能を持っている事から『魔人』と名付けられた。 その魔人は数体、王宮周辺に出現。 三大貴族を招集するが、戦争の騒ぎで招集に時間を要した。王宮に居たハディス家の当主が魔人に対抗。力が強く防戦一方であったが、一体を何とか討伐した。 そこで力尽きてしまい、他の魔人に殺された。 今回の戦争は、犠牲を最小限で済む事が出来たが、それ以上にハディス家の当主を失った事が何よりも痛手だった。
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