第1章

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「おはようございます」 「おはようございます」 坂道を桜が咲く中ゆっくりと歩き校門を通る、方々から朝の挨拶が飛び交う私の名前は伊集院碧斗、私立清純高校の高等部に進学したばかりだ、この学校は中等部・高等部・大学部があり都内の有名な進学校でもある。 そして、スポーツ科もありスポーツ入試も行われているが、オリンピックに出る選手を育てる為にあるのでかなり厳しいし試験が待っている。 「入学おめでとうございます」 「進学おめでとうございます」 中等部からの進学組と高等部からの中途入学では頭の良さが多少異なる。 中等部から入学している者は普通の学校より一っ上の勉強をしているクラスが殆どだからだ。 「あっ、おはよう…秋くん」 「…おはようございます天音先輩」
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