第1章

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「京ちゃんは初めてなんですよね、特進クラスになるのは」 「一応俺達も高等部のは初だけどなぁ…」 特進クラスは全校の憧れ的な存在なんです、普通科・スポーツ科一クラス40人、普通4科クラス・スポーツ科4クラス全学年8クラスあります、全学年1020人の中で30人しか選ばれない存在が特進クラスの事です、その中でも姫と呼ばれるラ・プリンチペッサと皇帝と呼ばれるインぺラトーレは1020人の中で一人しか存在出来ないんです。 あっ、大学部はまた人数が違いますよ、中等部は同じなので1020人居ます。 「そう、ずっとAクラスだから…二人のお陰だよ」 「そんな事ないですよ、京ちゃんが頑張って努力したからですよ…私達はほんの少しアドバイスをしただけですから」 「そうそう、これから3年間特進クラスで頑張ろうな」 礼ちゃんの一言に嫌味ぽい舌打ちが返ってくる、それも若干笑いながらのこの学園でそんな事をする人物は一人しかいません彼の名前は御宿夕ただ一人です。 「御宿」 「入試試験で言い結果出したとしてもよ、前期学力テストで学年10位に入るか分かねーだし、今のうちだぜ」
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