~ 僕という命 ~ ※実話

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※これは…僕の今・現在の※   『再生不良性貧血』 これは、僕が医師に告知された          “病名” この病気は、国で指定されている“特定難病・疾患”の一つである。 幼少時は、何がなんだか解らず過ごしてきたが…暫くしてから症状が強くなってきた。 鼻血・貧血・胸痛・息切れ・頭痛・疲れ・止血出来にくい…。症状は、『白血病』と変わらない病気。 最初驚き…怖くなってよく泣いていた。 中学生になり…友人も出来一般の普通の生活を送っていた…が…突如と僕は、闇に包まれ絶望の渦に飲み込まれ…僕が僕ではなくなった。 生徒中に…“AIDS”と言われ、酷い“イジメ”に遭う様になったのだ。 学校でもよく鼻血を出したり貧血で倒れて、よく保険室に行っていたから、変な噂が広まった。 汚い目で見られ…殴られ…。 そして…僕の人生は変わった。 いつも“死”を考えた…。 手首を切れば…とめどなく赤い液体が流れ…止まる事を知らない… 明るかった僕は…もう居ない…笑ってはいけない…笑えば気持ち悪がられるから…… こんな僕を何故…世に出したと親に吐いた。親は僕がイジメに遭っていても…助ける事すらしなかった…。 何度も…何度も…身体に…ナイフを翳し…早く地獄に落ちたいと願った…。早く死神になり… アイツラ…人間に罪と罰を… でも…アイツラと同じ様な罪を犯したくはなかった… アイツラみたいに他人を死に追いやりたくないから… 一生治るない…難病… 一生癒える事ない…僕の心… いつ僕は…この世から消えるか…僕にも解らない…神のみぞ知る…。明日かもしれない… 今も…正直怖い…僕の傍らには 死が……潜んでいるから…。 こんな僕に出来る事は…ないかもしれない… けど…同じ痛み・苦しみを味わって今も苦しむ人の…少しでも助けになりたい…。 話を聞くだけでも…“同情”ではなく…優しく…『独りではない』と言いたい。 生きている内に…誰かを救いたい… それが………僕に出来るただ一つの…人間に対する…僕の……  『贖罪』 ※意味不明な文面、誠に申し訳ありません。この文章は、僕の人生の一部分です。 こんな奴も居るんだなと…少しでも思って頂けると幸いです。 AIDSでこの世界は、苦しんでいる方が大勢居ます。 AIDSは、触れたら自分も感染する等有り得ません。 偏見・差別は…止めましょう。
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