第一章 疑い

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深夜1時、 柳川貞治は妻の声で目を覚ました。 仕事疲れを癒す時間を邪魔され、 イライラしながら照明を付けた。 漆黒の世界にいきなり光が訪れ、 貞治の視界が明るく霞んだ。 光の霧が晴れ、 隣で寝てる妻を怒鳴ろうとすると、 隣には無人の毛布しかなかった。
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