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とりあえず私は株式市場から始めようと考え、そして早速証券会社と契約して株式を買うことにした。担当教授と話をして決めた株はなかなか営業利益など良い決算が続いているので勝てるのかと思っていたが・・・・・・・・・・・・結果は惨敗で会った。
なぜなのかと思いたいがまさにそれこそが株式市場での心理なのだろう。勝てる人でも必ず100パーセント勝てる見込みのないものが市場なのだから。
そして私の最初の市場での結果はマイナスになってしまった。
そして私は市場のことを書かれた本を大量に借りて、そして読んでみたが、まさに全員が全員勝てる人=連勝の人はいなかったのである。ほんとにこのようなもので勝てるのかと思いたいほどこの市場というものは難しいものなのだろう。
「あのーーーーー、いまいち把握ができていないんですが、そもそも間中さんてほんとに戦争に行ってて、それで奴隷になっていたのですか?」
私は新谷さんの意見も最もだと思うが、しかしそれは本当なのである。
ほんとに私個人そのようなことになるとは思わなかったし、そもそも奴隷なんて死ぬまでなるものとは思わなかった。しかしなってしまったのである。
「それじゃあ間中さんは今まで遊んでたわけじゃないんですね」
「まあ、一応ねそもそも就職する時がちょうどかなりの氷河期だったからね。そもそも就職できる人が少ないほどだったから」と私は少し曖昧な返事をしていった。
「じゃあ間中さんは新卒のときはやっぱり証券会社に就職したかったんですか?」と新谷さんは興味ありげに聞いてきたのである。
「まあね、でも就職できるほどうちの大学の偏差値は高くなかったし、有名でもなかった。結局ほかの企業の研究をして就職活動したけど面接が苦手で全部不採用。結局就職はできなかったよ」
「うーーーーーん、少しわからないんですけどじゃあ、一体なぜ今回このような事件が起きたんですか?」と新谷さんは言ってきたのである
私は昔の話を続けることにした。
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