あとがき

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さて、主役のふたり、常陸雪夜(ひたち ゆきや)と兼子智穂(かねこ ちほ)。 このふたり、23歳にもなってピュアすぎるとのツッコミが入りそうですよね。既に作者は何度もツッコんでます ですが、『キスも出来ないピュアラブ』が謳い文句である、寸止めラブ愛好会のイベント作品でデビューしたふたりでありますので、その辺りの事情はお察しいただけると嬉しいです(笑) 前作『雪の降る日に~On a snowy day~』は、ふたりの中学時代のお話になっております。よろしければ、こちらもよろしくお願いします。 あ、こちらにも武田が出演してます。 えー、それでですね。雪夜と智穂だけでなく、武田についても色々と設定があったんですが、諸々の事情(ページ数)で削った部分がありまして、その部分の説明だけさせていただければと思います。 3人が通っている(雪夜は卒業済)祥徳大学は、都内及び近郊にキャンパスが3箇所あり、雪夜が卒業したのは経済学部で、経済学部のキャンパスは都心部にあります。 そして、智穂が現在通っている薬学部のあるキャンパスは埼玉県の都内寄りの地にありまして、武田もそこに通学中。 ですので、雪夜が智穂の通学のために選んだマンションに武田が頻繁に遊びに来るのです。 雪夜と武田は中学高校と、ずっと同じバスケ部で練習に励んだ仲間だったというのもありますが。 ……という説明を本当なら本編で入れたかったんですがバッサリ切りました。 それから、雪夜が智穂に贈った魔法の呪文、もとい魔法の言葉。 『好き好き、雪夜ー! 大好きー!』 元は『ウキウキ、ウイスキー』です。 雪夜のために勝手にパクリといただきました。 「ウィ」という発音が口角挙筋にとても効くそうですよ。 あとですね。ラストシーンで微妙なコトになっておりますが(笑) 一応、分かる人には分かるように、名字で攻めと受けをアピールしてますので、その辺りもお察しくださいませ。
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