第1章

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毎朝、睡魔に勝てない。 朝だけじゃない、昼食をとった後も眠くなる。 うとうとし始め、目を開けようとしても瞼が勝手に落ちてきてしまう。 そして本日も今まさに、起きられずにいる。 「眠い…」 身体を起こさない限りそのまま寝入ってしまい、二度寝確定。 …あ、確か今日は予定が入っていたはず。 でも何だったっけ…? ぼんやりしていて思い出せない…。 まぁこんな強敵に挑もうというのが間違ってる。 「…寝よう」 「寝ようじゃないわよ。なに二度寝し始めてんの」 近くから女の子の声がする…。 しかし意識が遠ざかって……。
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