ひろし編 

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「誰?」俺は怪訝そうに女性に聞いた。 あっ!やっぱり!!ひろしくんだ!わたしわたし!幼なじみのゆき!何年ぶり?すごいひさしぶり~  「ゆ、ゆき…なのか?」俺は聞いた うん!彼女は明るく返事をした。 今までの人生楽しいことなんてなかったのかもしれない 母は、俺が生まれた時に死に、父親は行方不明 母方の祖父母に育てられた。そんな時、ゆきだけが、俺のそばにいた。子供のころは遊んだ 結婚の約束もした。振り返れば恥ずかしい思い出だ。小学校から高校まで一緒だったが、高校から、あまり話さなくなった 彼女は、学校一美人 友達もたくさんいた。 俺は、友達も少なく女子ともあまり話さない ゆきとも朝のあいさつ程度になった あれから7年…25歳になったゆきは、美人に磨きがかかっている。おそらくいろいろな出会い、恋愛をしたのだろう。 俺は、生まれてこの方彼女が出来た覚えがない
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