【絶対なる】誤解【支配2】

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【絶対なる】誤解【支配2】

ズルズル 引きずられて、 辿り着いたのは雑居ビルの最上階に入る、会員制のBar。 「あの、私、ここの会員じゃありません~…だから入れないと~…」 「俺が会員だから問題ない。さっさと来い」 「(ヒィー…)」 強引に店の中へと連れ込まれる。 カウンターの端っこに座らされると、 「何飲む?」 「いえ……私は~…」 「さっさと頼めよ」 「カ、カシスオレンジで……」 「じゃあ俺ウイスキー水割り」 オーダーを強制され、 「ほら、乾杯」 乾杯させられる。 さっきはせっかくお酌しに行ったのに〝もういい”とか言った癖に…… どうして今、二人きりでBarに……!?
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