第1章

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今はスキーに夢中の彼 冬になったらスキー場に行ってしまう そして、冬が終わるまでもう会えない スキーに行ってしまったら 可愛い女の子と一緒に スキーを楽しむのかなぁ… 彼の楽しそうにスキーを 滑っている姿を想像するだけで 体中が暑くなり悲しみがこみ上げてくる 4年待ってて… 4年なんて…長すぎる ある日、彼と楽しくデートをした 「これからは俺が側についているからね」 そう言って、彼は白い歯をみせて 私に笑いかけてくれていた。 彼の笑顔をみながら あの寂しかった日々が、 嘘のように幸せだった。 これからは彼が側にいてくれる… 彼と一緒にいられるんだ…と思って 幸せな気分になっていた。
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