3人が本棚に入れています
本棚に追加
ーーーここはどこだ。
目が覚めた瞬間僕、守山 朝日はおもった。
茶色く枯れた草木の上に自分は寝転んでいた。
「…さむっ。」
季節はわからないが少し肌寒い。
自身の通っていた高校の制服は夏服で半袖だし、紺色のチェックのズボンの生地は薄い。
しかし、ここはどう考えても俺が育った日本ではない。
確信を持った理由は見上げた空に、
ーー月が二つ。
「まさかの異世界というやつですか…。」
始まったのは、波乱万丈な第二の人生。
舞台はここ、異世界の国ウォールゼで。
最初のコメントを投稿しよう!