2410人が本棚に入れています
本棚に追加
「隼人君。
隼人君の思いはわかってる。
苦しまないで。
たった3日なんだよ」
隼人君の怒りを抱きしめる事で吸収できたらいいのに……
ギュッと腕に力を入れた。
隼人君は私の腕に、自分の手を重ねた。
「梨沙ちゃん……ごめん。
俺、待ってるから。
負けないで……」
隼人君が言葉に詰まりながら、私に話しかける。
私への思いを痛いほど感じた。
「うん、大丈夫。
隼人君が待っててくれてるんだもん。
頑張れるから」
最初のコメントを投稿しよう!