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「諏訪さん、気をつけて。
後、女の子はあなただけ」
「うん」
わかってる。
だけど、どう気をつけたらいいんだろう。
木下さんは寝ている間に服を脱がされ、佐々木さんは寝ている間に椅子に縛られた。
2人とも、そこまでは記憶がないらしい。
薬?
「佐々木さん、夕食を食べた?」
「怖かったから、お茶を飲んだだけ」
佐々木さんは夕食を食べてない。
じゃ、お茶に薬が入ってたの?
お茶すら危険なのか……
明後日には解放される。それまで夜ご飯を食べなければ……
夜じゃなくても、薬を入れられれば眠ってしまう。
私しかいない部屋。
いつでも、私を襲うことは簡単な事に気がついた。
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