帰省

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「奥山官房長官の件が終わったら、次は青葉学園の校長の事も調べないとな。 奥山官房長官との繋がりまでわかれば完璧なんだけど」 隼人君が話している間に、天婦羅そばが運ばれてきた。 ずっと不安が続いていたから、食事も喉を通らなくて体重もかなり減っていた。 隼人と一緒に食べる天婦羅そばはとても美味しい。 食事が終わると、特急と新幹線を乗り継いで家に向かう。 「隼人君、指令気をつけてね。 私が言うのもなんだけど、油断しないでね」 不安から何度も隼人君に言うと、隼人君はその度に頷いてくれる。 このままずっと隼人君といられたらいいのに…… 言葉に出せば、離れるのがつらくなりそうで言えなかった。
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