第1章

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「やさCぃーっ」 クスクスとトンッと地面に着地して、クルリッとスカートを片手に持ち少年に頭を軽く下げる。 「いつからそんなに優しくなったC」 「…ウザい消え失せろ」 ムッと顔をしかめて少年が震えている少年を見る。 少年の身体はふわふわと宙に浮いている、先程までは怖い存在だったが今では可愛い存在に感じる。 「お前名前は」 「へっ、私」 少女が自分を指差して少年を見ると、変なゴビの少年がブハッと又笑う。 「わっ私今笑われたーっ」 「ギャハッ、ホンマに面白いC」
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